.oO(monologue)

毒吐く独白(ノン)フィクション

ああ遠くの場所から キミの事祈っていられない

2020年7月10日(金)から、CAPSULE(他関連含む)の全アルバム楽曲がサブスクで配信が始まりましたーやったー!
長いことヤマハ管轄のアーティストはサブスクで聴けなかったけど、今年の1月から中島みゆき(Amazon music)、4月からORESAMA(事務所がヤマハ)が配信されてから「この流れはあるんじゃないかな~」と思っていたけれども遂に!やったー!!

専ら今の自分の再生環境はほとんどがサブスクに依存しているので、「聴けない=聴かない」に直結してしまっていて、単純に聴けるようになるのは嬉しい、し、何を隠そう、自分が音楽にどっぷりハマってしまったのは中田ヤスタカが間違いなくキッカケだし、聴いているうちに、昔のエピソードとかカルト的なことまでちょっとずつ思い出してしまったので[要出典]、あくまでも自分視点で、吐き出せるだけ記憶を時系列的にアウトプットしてみようと思う…正確なまとめではないはずなので「懐かしい!」を共有できるぐらいの備忘録的なものとして!CAPSULE、初めての人は単純にピックしているやつを聴くのが手っ取り早いですね

(気持ちが小学・中学の頃まで戻っているせいで文章も稚拙になってます…そこまであの頃を思い出させる…)

AL「ハイカラ・ガール」(2001)

ヤマハのコンテストで16歳で入賞したりしたystkは翌年にこしじまとしこcapsuleを結成、そしてこのファースト・アルバム。まだヤスタカが坊主!
M3『恋ノ花』なんかはきゃりーぱみゅぱみゅがカバーしてたりもするから辿って初期から知っている人も増えてきているのかな。

先述したコンテストの曲もそうだけれども、この頃から曲調が日本っぽい(もっというとアジアっぽい?)感じが得意だったように感じる。にしても時代を感じるPV…。
M8『うつつ』はそのまま翌年の映画の音楽に、M12『東京喫茶』は「さかな&ねこ」の森井ケンシロウさんのFlashとかでも使われてたな~。
M14『さくら』には本編終了後に隠しトラックとして『ハイカラ・ガール』が数十秒の無音の後に収録、サブスクでもそれがそのまま聴ける隠しトラックって文化、今もうないよなぁ、今もやってるのってBUMP OF CHICKENぐらいかな…。

あと今軽く探してみているけれども、高校生時代にQY10を持ってて使っていた話とか、Nordのキーボード(Lead 2X?)を買ってどこかの掲示板にカキコんだのを2ch民が特定してたりとか、その辺りの情報が全然出てこない。要出典!

AL「CUTIE CINEMA REPLAY」(2003)

いろんなアーティストとフィーチャリングしたセカンドアルバム。この頃からヤマハミュージックコミュニケーションズ内にレーベル「contemode」を立ち上げて主宰。ちなみにcontemodeの他のアーティストは同日にサブスク配信が始まった「COLTEMONIKHA」、今はクリエイティブコンサルタントをしている市川渚がボーカルだった「NAGISA COSMETIC」、(へなちょこ)こと「Hazel Nuts Chocolate」、ウカイ率いる「COPTER4016882」など。

サブスクではシングル盤は配信されていないから『music controller』が素で聴けないのはちょっと残念。にしてもピチカート・ファイヴみたいなスゴい髪型…
当時、M3『キャンディーキューティー』のイントロとか、テレビ番組でめちゃくちゃ使われてたから自然と聴いたことがあるみたいな人もいそう。

AL「phony phonic」(2003)

同年にもう一枚アルバムをリリース。当時から渋谷系って感じで言われてたけど、M2『RGB』を原宿系のきゃりーぱみゅぱみゅがライブでカバーしているのを見たらこれはこれでまた合ってて良いな~とも思う。

サブスクではアーティスト表記されてないけれどもこのアルバムでもへなちょことフィーチャリングはしてるし、今聴いたら当時気づかなかった音とかメッチャ聴こえて普通に良いな~~。
ちなみにこの頃からPerfumeの楽曲をystkは担当することに。同時期だと『スウィートドーナッツ』とか。

AL「S.F. sound furniture」(2004)

M1『S.F. sound furniture』の冒頭部分、よく「笑ってコラえて!」でシークレットゲストが登場するときに流れたり、M4『宇宙エレベーター』のイントロはNHKEテレのなんかの番組でOPに使われていた気がする…、今はどうなんだろう
M8『Super Scooter Happy』はこれまたきゃりーぱみゅぱみゅがカバー。
僕はM6『未来生活』が好きです

この頃からスタジオジブリ(スタジオカジノ)との関係が築かれる。M3『ポータブル空港』やM11『レトロメモリー』はCMとか。後々これがキッカケ?で「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」にゲスト出演したりとか。

同時期には『ふたりのもじぴったん (fine c'est la mix)』と、おそらく一番聴かれているであろうバージョンのリミックスをしている。聴かれてるけどこれにヤスタカが携わってるーっての結構意外だったりする…。

AL「NEXUS-2060」(2005)

先述したジブリとのコラボが続く(次のアルバムまでつづきます)
そしてNHKEテレで使われる曲も増えてくる。この頃のcapsuleの曲、使いやすいんかね…。
コンセプト的には砂原良徳の『TAKE OFF AND LANDING』的な感じともまた違う、未来の飛行って感じ。鳴ってる音はそこそこ近いのにな。Tommy february6の『Tommy airline』も2004年とこの頃だし、今思えばこういう感じ、流行りだったんだろうなー…。

M9『world fabrication』はVAのに収録されているやつとイントロがちょっと違います。

同時期だとPerfumeがメジャーデビューする「リニアモーターガール」あたり。

AL「L.D.K. Lounge Designers Killer」(2005)

2003年に続き年内2枚目のフルアルバム。
明確な転機、って感じはないけれども、このアルバムを境に、よりデジタルっぽい音に全体的に移行していっている気がする。
M9『do do pi do』はまたまたきゃりーがカバー。

そういえば全然言及してこなかったけれどもcapsuleのPVってなんか何故にこんな雰囲気なんだろうな…って思ったらこの映像の監督も全部中田ヤスタカであるってところが絶対的な理由だと思う…
あと、この頃まではそんなに提供とかも多くなかったので、後々capsuleは実験的な場所にガラッとシフトチェンジするのも面白い。実際、みんなが知っている中田ヤスタカってこんなんだよね~っていうのはここからのがほとんどな気がするし。

とまとめていたら圧倒的コンテンツ量になってきたので今回はここまで…ちょうど明け方的にもキリもいいので。
実際ここからが圧倒的情報量なので、記憶あちこちにぶっ飛ばしながらまとめてみようでは。単純に触れる情報すべてが懐かしくて時々カユくもなる…。

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